カテゴリー: その他
無線2
無線はどうやら聞くだけなら
無線局の免許は必要ないようなのですが…
通信するために設置するので
無線局の免許が必要になります。
無線局の免許は
ボート1隻につき1つ必要になります。
無線設備と設置位置を免許申請で記入するため
無線設備を他のボートに持ち込んでの
使用はできません。
無線局の免許ですが、取得方法については無線従事者養成講習で説明があります。
マリーナで免許取得の代行をしてくれるところもありますが
無線を買うと「無線局申請書1式」が入っています。
また、総務省のHPの申請書で自分でも申請できるようです。
参照:「総務省電波利用ホームページ」
最近は、聞く用の無線と通信用で2つの無線を取り付けているボートも増えているようです。
あと、以下のことも覚えておきましょう!
*無線局の免許には期間があり5年に1回、再申請が必要
*無線設備や無線局などの変更の場合は変更検査を受ける
*無線局を廃止する場合も届出が必要
上記*印は「無線従事者養成課程用 標準教科書 法規 第2章」を参照
注:あまり得意なところではないので、間違った内容もあるかもしれません。
お気づきの点、コメントいただけると嬉しいです。
ボートショーに行ってみよう!
全国各地で行われているボートショーに行ってみよう!
「全国ボートショー開催マップ」で検索!
ボートの購入予定はないのだけれど…という方も、子ども連れでのお出かけもOKです!
展示されているボートの中を見ることもできますし
事前に申し込みが必要な場合が多いですが
小型船舶の免許がない方でも乗船体験などができたりします。もちろんお子さんでも!
注:ボートショーによりますので、事前に確認が必要です。
また、各種イベントや講習などステージや、特設会場などで行われていて
楽しいイベントになっています。
色々なメーカーさんのボートについて知ることができるいい機会です。
各メーカーさん、新作を出してきているので、それも楽しみですね!
ボート以外にも艤装品・備品・航海機器類・小型船舶機構(JCI)などの出展もあり
情報収集には最適です!
中古艇などの展示もありますよ!
また、実際に足を運ぶのが難しいという方も、オンライン(無料)でのボートショーも
開かれていたりするので、検索してみるのはどうでしょうか?
各社3Dなどの楽しめる展示がされています。
是非!おすすめです!!
無線 1
もしもの時を考えると、連絡手段はとっても重要です。
携帯が使えない沖まで行ってみて
初めて、連絡手段がない💦ことに不安になった経験があります。
お客さんを乗せるなら、なおさら無線が必要ではないでしょうか?
ここでは無線について、わかる範囲で書いてみたいと思います。
無線って、正直、調べてみても資格も色々あって、
よくわからないというのが本当のところですが…
ボートで使用する無線を
通称「国際VHF」「マリンVHF」と言います。
「国際VHF」・・・25W 約50kmくらい
「マリンVHF」・・ 5W 約10〜30kmくらい
参照:海上における船舶のための 共通通信システムについて
これを使用するには資格が必要です。
* 第2種海上特殊無線技師(空中線電力〜50W)
* 第3種海上特殊無線技師(空中線電力5W以下)
参照:日本無線協会
トランシーバー型なら第3種でOK
固定機器なら第2種が必要です。
ただ、トランシーバー型は電波の届く範囲が
固定型より限られる感じです。
実際、あんまり繋がらないと聞いたことも….
テキストを買って、独学で試験を受ける方法もありますが
養成講座を受けて資格取得されることをお勧めします。
「無線工学」や「法規」を2日間で学びます。
正直、何言ってるのか文系の人が本当に理解するのは
結構大変なのですが、講習を受ければ
要点を理解してパスできるレベルです。
私が講習を受けた時は、すでに漁船や遊漁船で働いているなど
無線のやりとりは日常見聞きしていて
ある程度、実務や基礎知識が身についている方々ばかりで焦りました。
養成講座は受講費用(5〜6万くらい)もそれなりにかかりますが、
ほとんど100%資格取得できると思います。
養成講座はマリーナで委託してやっている場合もあるし
海上特殊養成講座などのワードで検索できます。
国際VHF・マリンVHFの使用には
資格だけではなく、無線局の登録も必要です。
トランシーバー型ならどこでも使えるわけではないので注意です。
遊漁船業務や漁業には該当しない通信方法だと思いますが
無線従事者の資格が必要ない
マリンコミュニティホーン(到達距離30kmくらい)というのもあるようです。
レンタルボートなどの事業をお考えの方や
興味のある方は、検索してみてはいかがでしょうか?
お客様が無線従事者資格を持っているとは限らないということで
大手メーカーさんのレンタルボートについているのは
この手のものかもしれません。
次回は、無線局についてなど、続きを書いてみたいと思います。
注:あまり得意なところではないので、間違った内容もあるかもしれません。
お気づきの点、コメントいただけると嬉しいです。
遊漁船、始めるには?
遊漁船って海でスパンカー立てたりして、お客さんが乗ってるのを見るけど
「お客さんを乗せて釣りに行く船」ってことだよね?!
「遊漁船業の適正化に関する法律」っていうのがあって
遊漁船業の定義があるので定義を見ておきましょう!
定義からすると
釣り人を堤防や防波堤、貝拾いなどで浅瀬に渡す業務も「遊漁船業務」に入ります。
上記のような業務を考えている場合、
遊漁船業者の登録が必要です。
遊漁船登録については、「遊漁船業務主任者講習」で詳しい説明があります。
遊漁船業に必要な資格や研修、講習などは以下になります。
・小型船舶2・1級のどちらかを取得している
とはなっていますが、お客さんを乗せるので
特定操縦免許も取得しておくこと
・遊漁船業務の研修
遊漁船業を営んでいる方にお願いをして
研修を決められた時間行い、証明(実務経験証明書)を書いてもらう
ネットで調べると、研修の案内が出ていたりするが、費用が20万〜50万とか・・・💧
地元や知り合いで研修をしてくれる人を探すことをおすすめする
・遊漁船業務主任者講習
半日程度の講習 受講費7000円〜くらい
5年ごとに受講する必要がある
・無線
第2種(3種)海上特殊無線技士の資格をとりましょう!
無線については、別の機会に書いてみます。
・その他
登録に必要な書類に保険の書類があるので
保険は遊漁船業にあったものに変更する必要あり
遊漁船登録のステッカーは規格はあるものの
自分で業者さんに依頼して作る
気象情報の収集や違反行為に関して熟知しておくことは
当然必要になります。
大体、イメージはついたでしょうか?
遊漁船の運営を考えられる方は
なんらかの形で、遊漁船に関わってきた方が多いとは思いますが
これから、初めてみようという方もいるかもしれないので
書いてみました。
これを書いてる本人、研修を残すまでは来たのですが
研修には、まだ手が届いておりません・・・
経験者の方の訂正・追記、コメントにお願いします!