ボート保管場所について(2)

 
ボートの保管施設は、民間・公共・その他いろいろな業務形態で運営されています。
マリーナの施設説明はこちら
 
民間   マリーナの形態の施設が多い。
     複合レジャー施設としてのマリーナ、大手ボート会社系列のマリーナを
     思い浮かべる方も多いと思います。

    

     上記の場合
     防犯設備・給油・電気・水道・トイレ・シャワー・ショートステイ・バーベキュー設備
     メンテ/修理やボート関係の委託業務など完備されていたり
                    免許講習/免許取得後のボート講習なども充実している       
                    至れり尽せりな分、保管料も割高の傾向
     
                    保管方法(陸上・係留又は両方)・船台についてはレンタルや買取、製作など
     マリーナによって違うので確認を!
     
     その他の民間経営の場合
     防犯設備・給油・電気・水道・トイレなどの施設が用意されている場合が多いが
     ピンキリなので、直接行って確認すること
     保管方法(船台の製作・レンタルについても)確認が必要

 

 公共  不法係留・放置艇などの対策のため、県や市、または委託業者・財団などが
     係留場所を整備、提供している施設
     マリーナの形態のところもあるが、桟橋と係留杭だけの簡易施設もある
     ボートを管理してくれるというより、場所を借りているという感覚
     保管料は民間よりも安め

 

簡易施設(イメージです)
 
     <公共施設の場合の留意点>
     上下架施設がなく係留保管が主流
        係留できるサイズに制限がある
     申請時期があり、申請が必要な場合が多い
     使用時間以外は施錠され、使用不可の場合もある
     給油・電気・水道・トイレなどの施設がない場合が多い
     メンテや修理の場所はないことが多く、作業する場所を確認しておく必要がある

 

            注:不法係留・放置艇防止の観点から運営されているため
       マリーナ(ちゃんとした保管施設)からの移行は、難しい場合がある
 
                  ボートパーク」「公共係留施設」「プレジャーボート係留施設」などで検索!

 

 
漁港関連 水産庁の取り組みで、全国漁港漁業協会が漁港にボートの保管場所を提供している施設
     漁港の有効活用として、漁港内にある簡易マリーナ
     こちらも保管料は比較的リーズナブル
               保管方法で陸上保管もできるところもあるが、船台製作は必須

 

     設備面や利用時間などの制約などは、「フィッシャリーナ」で検索!

 

 
本当に小型ボートの場合、
家で保管という方法もないわけではないですが
その場合、(重量や牽引車と被牽引車の長さにより)牽引免許、
ボートトレーラー、牽引車、公道を走るためには牽引登録が必要

 

あとは、
潮の満ち引きで深さが変わるので
干潮時は出港しにくいなどあるかもしれません
その辺も確認しておきましょう!

 

注:少ない経験から書いていますので、間違っていることもあるかと思います。
  お気づきの点、コメントをお願いします。

 

次回は小型船舶の保険についてご紹介します。
つづく
ボート購入、何をどう準備する?(もくじ)