ボート保管場所について (1)

 

ボート購入が現実的になったら、まず保管場所を探されることをお勧めします。
 
ボート保管場所は、民間・公共など様々な事業体で運営されていますが
特に公共の場合は、募集時期が決まっていたり
民間であっても、陸上保管で考えるとすると船台の製作が必要なところもあります。
その場合、船台製作期間も必要ということになります。
また、希望する保管場所に空きがない場合もあるかもしれません。
余裕を持って、資料を集めたり、実際見に行くなどすることをお勧めします。

今回は、保管場所を探すにあたってのポイントについてご紹介します。

 
<ボート保管場所を決める場合に留意する点>
 
 ・家→保管場所→釣り場の距離
   日の出時間に合わせて出港するというボートが多いです。
   家からの距離によって、家を出る時間も違ってきます。
   保管場所についたら、出港点検など準備をしてからの出港になります。
   また、メンテなどで保管場所に行くこともあるので、
   家→保管場所→釣り場の距離は、結構、重要なポイントです。

 
 ・保管料
    保管料は保管方法によっても違いますが、1ftあたりの料金で計算します。
          ボートの長さ(ft) × 1ftの料金 になります。
     また、この保管料金に上下架料金も含まれているか、別料金かなど
    資料や契約書などで、よく確認をしてください。
    作業場所の利用料金、船検、その他、修理などの際の料金なども確認が必要です。

 

 ・陸上保管・係留保管  
     陸上・係留どちらも取り扱っている場所もあれば
     陸上保管だけ、係留保管だけという場所もあります。

   陸上保管・係留保管、どちらも1長1短ありますが
   係留の方が安い傾向にあります。
  
   陸上保管:船台にのせて、陸上で保管する方法
   <メリット>
     船艇にフジツボなどがつかないので
     綺麗で整備もしやすい
     台風などの影響を受けにくい
<デメリット>
 船台を製作またはレンタルする必要がある
 上下架料金が発生する
 営業時間内で上下架してもらう必要がある
 船台での保管は船体構造に負担も考えられる
   
   ♠係留保管:ボートを水に浮かべた状態で保管する方法
    <メリット>
      出港はいつでもOK
      メンテ・修理時だけ上下架でいい
      陸上保管より保管料は安め
<デメリット>
 フジツボなどがつきやすいため、
 年1回以上、船底塗装する必要がある
 (頻繁に乗る方が、フジツボはつきにくい)
 
  ・保管場所の設備(防犯設備・給油・電気・水道・トイレ)
    防犯設備
    ボートにはGPSや魚探など、高価な機器が取り付けてあり、取り外しも工具があれば  
    できるものもあります。大事なボートを保管するにあたって防犯設備は、重要です。

    給油・電気・水道・トイレ
    ボートを使用するにあたり充電・給油・水道・トイレの設備もチェックポイントです。
    ボートのバッテリーの充電や工具使用時の電気・給油する際の設備
    (なければタンクで運んで給油)
    ボート清掃時の水など結構、重要です。

    メンテや修理する場所
    特に係留保管だけの場所に保管する場合、メンテや修理できる場所があるか?
    確認しておく必要があります。

 
 
次回は保管場所の種類について紹介します。

注:お気づきの点、ありましたらコメントで追加など、お願いします。

つづく